2011年07月08日
私には、好きなものよりも嫌いなものの方がはるかに多い
中でも、病的に嫌いというか怖いものが アリ
多分子供の頃にトラウマがあるんだと思う
中学の時は、九州に住んでいた
夏休みのある日、いつものように部屋でクーラーもつけずにゴロゴロしていた
クーラーなんか、そもそもなかった
昼ごろ、妹が昼食にミートソースのスパゲッティを作ってくれたが、あまりにも眠いんで、
部屋まで持ってきてもらい、窓際に置いてもらった
起きてから食べるつもりだった
私の家は、もとは隣に住んでいた婆ちゃんの家の畑だった
九州で暑いというのが理由ではないんだろうが、その畑にはアリが沢山いた
で、推定一時頃ようやく目を覚ました私が、妹の作ったスパゲティを食べようとして戦慄とした
トマトソースで赤っぽい色をしているはずのスパゲッティが、黒一色だった
そう、ソースにアリがたかっていた
恐怖でフリーズした私だが、妹を遠隔操作して、皿を片づけてもらった
あれほどの恐怖はなかった 未だに思い出すと吐きそうになる
アリが怖くてたまらないクセに、たまにテレビでやる映画「黒い絨毯」とか見ちゃうんだよ
(06:25)