2013年06月16日

私は映画が好き
でも、その割には映画館に足を運ぶ頻度は少ない 
かと言って、DVDを借りてきて観ることも少ない
最後に映画館で観た映画は「アーティスト」だった そうアカデミーをとったフランス映画

こんな私だから、昨今の映画とかテレビドラマについてあれこれ言うのは、あまり正鵠を射ていないと思うが
例えば、昼間の室内のシーン
どこの家庭に、昼間から室内灯を全て点灯している場合があるのだろうか
人物のアップも、イヤというほどライトアップされている

画面が明るければいいということはあるまい

私の好きな映画に「殺人の追憶」がある 韓国映画だ
韓国のドラマは、まさに昼間っからライト全開のものが多いように思う
「殺人の記憶」は全編薄暗い
刑事の取り調べ室なんか、裸電球だけだ
室内のシーンも、必要最小限の明かりだけ2012-08-19_120713

日本映画では10年以上前に観た「幻の光」が印象に残る
確かモノクロ作品だったが、全編薄暗い
と言うか、必要以上に明るくない
主人公が畳の上に座り込んで、スカートをはいたまま、足をだらしなく開くシーンがある
いやらしいシーンではなく、おパンツが丸見えなんだが、パンツの白さが周囲の薄暗さと対照的に
際立って印象に残っている
 
イーストウッド監督も、何かシーンの撮影後のコメントを求められると「もっと暗く」とよくリクエストしていると聞く

明るければいいというものではないと思う 

(12:07)

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