2013年12月26日

先日、福島県の物産展に出かけた
夕方だったので、商品はかなり売れており残り少なかった

正月用の酒を探していたところ、ある酒に再会した
喜多方の酒で、20年ぶりに出合った
速攻で購入したが、正月を前に飲み干してしまいそうな気がする

20年前にその酒にあったのは、大学時代に友人と3人で会津旅行をした時だった
私の車を交替で運転して出かけた
ちなみに、4万円もした高級車だった 大嫌いな運転だったが

会津なんとかスカイラインを通った記憶がある 通行止めだったんだが、ゲートを勝手に開けて侵入した
ごめんなさい 勝手なことをして
時期は3月だったと思う
平地では雪はなかったのだが、峠を越える頃には次第に雪が深くなってきた
峠を越えなければ会津に辿りつかない
チェーンとかスタッドレスタイヤなんか持っていなかった 
今はクルマを持っていないが、チェーンの付け方を知らない

峠を越えれば、当然下り道
ツルッツルの道路を、これまたツルツルの夏タイヤで降りるのは恐怖だった
よく降りてこられたもんだ
通行止めだった理由がやっとわかった

会津で真っ先に行ったのは鶴ヶ城
駐車場に車を止め、3人で天守閣から下界を見下ろしながら、「あの山を越えてきたんだね」
なんて、感慨深げに話していて急に思い出した

私の車は友人から買ったものだが、まだナンバーを変更していなかった
その友人は山口県出身
車のナンバーは「山」ナンバー よりによって会津に山口ナンバーのクルマで乗りつけるとは
ひとによっては「山形ナンバー」と勘違いしてくれるかなと思いつつ、今ごろ「長州憎し」の地元民にクルマは
破壊尽くされているんじゃないかと冷や冷やだった

半分以上観念して駐車場に戻ったが、幸いにもクルマは無傷だった
実際には、山道で底を擦ったようで、マフラーから異音がしていたのだが それには気付かなかった
会津の人の寛大さに一方的に感謝した

その後に喜多方に行き、酒蔵で先日再会した酒を味わった
クルマの運転はどうしたのか 秘密である
喜多方ラーメンは3杯も違う店で食べた

翌日、友人と3人でどこかの観光施設を訪れた
貧乏以外に誇れるものがない我々は、見知らぬ団体客の最後尾に紛れこんで、ロハで観光をした
我々に気付いたのは団体のオジサンだった
「お前らうまいこと考え付いたな バラしちゃおうかな?」なんて脅かされた

酒を見ただけで、色んなことを思い出したUnknown

 

(20:50)

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