2014年02月02日

Unknown金曜日に午後休暇をとって、趣味のDVDショップにいってDVDを一枚購入した
岡本喜八監督の「殺人狂時代」 67年のモノクロ作品

冒頭から、放送禁止用語が飛び交う
悪の主人公はわが故郷の偉人天本英世だ
彼が流暢かどうかはわからないが、ドイツ語で話すシーンがある
これほどドイツ語のイメージの似合う俳優も少ないのではないか
天本氏は、マッドサイエンティストの役を演じたら日の本一だろう

仲代達也も、こんなすっとぼけた役柄を演じていたのは知らなかった
モンタージュと言うのか、画面の切り替えも鮮やかで面白かった
洋食の食事のシーンなんか、モノクロなんだが海外のレストランでロケをやっているような感じを受けた
おいしそうだった

監督は存分に楽しんで作った作品らしいが、映画会社の上層部の受けは悪く冷遇されたおかげで、興業的
には失敗だったようだ
監督は落胆したと聞く

ただ公表当時からカルト的な人気はあったようだ
私がこの映画のことを知ったのは昨年のこと
たまたま手にしたどちらかと言うと趣味の悪い本に、触れてあったから
ちなみにその本を読んで購入したDVDはこれで三本目

三枚とも同じDVDショップで購入した
素晴らしい品揃えである
家のDVDプレーヤーは調子が悪いので、家人の目を盗むようにパソコンで観賞した

日の本一の役者で思い出した
この映画とは関係ないが、大村千吉という役者がいる
まだご存命なんだろうか
ある本で、「怪獣に殺される役を演じさせたら日本一」と評価されていた
日本一だから褒められているんだろうが、本人にとっては嬉しい評価なんだろうか




(12:00)

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