2017年07月14日

image3先日昼休みに、久しぶりに社外で食事をした 一人で

数か月ぶりだろうか
いつもは、会社の自席で弁当を食べて、食後に会社近くの公園を徘徊散歩するのが日課だ

特に食べたいものがあったわけではないが、たまに行く店のシャッターが下りたままだったのが少し気になった

私が行く飲食店は早晩鬼籍に入るという、一部都市伝説が頭をよぎった
結局、別の店に入った

注文をしてしばらくして、定食が運ばれてきた
定食は、揚げ物系だったもので食べているうちに、口の周りが油でギトギトになってきた

まだ食事が終わる気配はなかったが、私は身だしなみとして、定食とともに運ばれて来た紙ナプキンで、口の周りに付着している油を拭き取った

で、拭いている瞬間に気づいたのだが、目の前に紙ナプキンの束が用意されているではないか お客さんがみんなで使えるように
そう言えば、私が紙ナプキンで口の周りを拭いたときの肌触りは、あまりよくなかった
目の前にある紙ナプキンは、肌触りがよさそうだ

では、一体私は何を使って口の周りを拭いたのか
改めて使い終わった紙ナプキンを見てみた あの肌触りのよくない紙ナプキン

想像のついた人は多いと思うが、私の口の周りの油を拭き取った紙ナプキン(お盆の上に乗った状態で運ばれてきた)は、柔らかい紙ナプキンではなく、単なる伝票用紙だった

ちっとも油を吸い取ってなく、単に油染みができている伝票用紙を裏返してみると、定食の値段が書かれていた

「老い」「耄碌」「恍惚の人」
寂し気な言葉が脳裏を駆け巡ったが、私は食事を終えて、油まみれの伝票用紙を手に、爽やかに会計を済ませ
急いで店を後にした

急がなくてもいいのに





(04:30)

コメントする

名前
URL
 
  絵文字