2019年12月17日

無題アンナ・カリーナが亡くなった

彼女が出ている映画を初めて観たのは、予備校の時に、予備校近くの映画館で
私が人生で観た映画ベスト10の大半が、この映画館でやっていた映画のような気がする

私が観たのは、ゴダール監督の「気狂いピエロ
大まかなストーリーは理解できたが、出演者がつぶやく詩のようなセリフは、理解できないものが多かった
何だかわからないものも、やはり映画なんだということを予備校生の私は知った
全ての映画が最初から最後まで理解できるものではないと
自分の理解力のなさを棚に上げて私は強くそう思った

映画は南仏が舞台で、私は視覚的に青や赤、黄色といった原色の印象が強い
ピエロが顔に塗りたくるペンキの色
アンナが着ていたワンピースの色

映画の中で、うつむいたアンナがカメラに向かい上目遣いで何かを言うシーンがある
あのシーンで私は轟沈したような気がする
と、私のずっと前にゴダール監督も撃沈していたんだろう
数年前、ラジオで日本のある女優が自分の最も好きな女優としてアンナの名前を挙げていた

好きなポイントは私とは違っていたが、何となく嬉しかった

さようならアンナ





(04:30)

コメントする

名前
 
  絵文字