2019年12月21日

無題これまた私の大学時代の食べ物の思ひ出

私が大学四年の頃
私はある研究室に配属になり、研究漬けの日々だった(嘘)
大体平日18時過ぎになると、他の研究室にいた友人から「飯行こうぜ」と電話がかかってきた
携帯電話のなかった当時
電話は研究室にある学内内線電話でかかってきた

当時からクルマの運転が嫌いだった私
決まって、電話での誘い主の運転で、誘い主がよく行く店に出かけた
その店は、公共交通機関の少ない状況で大学からクルマで30分弱のところにある定食屋

店は一人のお婆さんが切り盛りしていた
店には当然メニューがあるのだが、学生が集中して来店しがちな18時過ぎは、「唐揚定食」以外の注文をすることはご法度となっていた

私もその店に行くときは唐揚定食以外の注文をしたことがない

疑惑の主は私の友人
忙しい時でも、友人の「唐揚定食」以外の注文は通ることが多かった
唐揚定食には小ぶりな鶏の唐揚が15個供されるのが普通だった
が、友人が注文した唐揚定食は唐揚が16個供されているという噂が立った
「私の友人と、その定食屋の婆さんはいい仲なんではないか?」
という黒い噂が私のいた学部内を局所的に駆け巡った

友人は当時20代 婆さんの歳は知らないが婆さんは婆さん
友人は今は結婚しており高校生の子供がいる もう大学生か
その疑惑の定食屋も今はないそうだ 婆さんも鬼籍に入ったとか
合掌




(04:30)

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