本やマンガのはなし

2016年10月27日

3d524dc7183dc79118257f65507ddb2927d0580a1403028920私には、小学校から高校にかけて、何人の「担任」の先生がいたのだろうか

私の予備校にも大学にも「クラス担任」はいたことにはいた

私は小学校に四つも行ったので、担任の数は多いかも知れない

未だに顔も見たくないという「担任」はいないが、「会ってみたいなぁ」と強く思う人も浮かんでこない

高校二年の男子クラスの時、教育実習で母校を訪れていた若い男の先生のことを不思議と思い出した
教育実習生なので、まだ大学生だった
およそ女性にモテそうもない(失礼倫理社会の先生だった

この先生をF先生と呼ぼう

F先生とは、授業の終わった後に廊下で色々話をしてもらった
勉強のことではなく、大学生活のこととか
F先生は風貌に似あわず、下ネタが大好きで、青臭い男子高校生にいつも囲まれていた
不思議と女子生徒には人気がなかった

F先生の教育実習中の下宿先は、私の家の近くだった

たしか一度遊びに行ったことがある
普段、私がどういう会話をしていたのか憶えていないが、F先生は一冊の文庫本を私に貸してくれた

学生運動に参加し挫折した大学生の日常を描いた、大学の先生の本で、確か芥川賞を貰ったはずだった

私は当時学生運動に興味があったわけではない(なかったわけでもない
一年浪人して行った大学は学生運動とは無縁だった
何となくだが、左翼は右翼に比べて頭がよさそうでスマートに見える程度の印象しか持っていなかった
思想」と呼べるようなものなんてなかった

F先生はどういうわけでこの本を貸してくれたんだろうか
私との会話の中に「暗い情熱」を感じたのだろうか
私の高校時代には、既に学生運動のピークは過ぎていた

ちなみに、私と同じ高校から同じ大学へ進学した一級上の先輩がいるのだが、既に下火だった学生運動に身を投じて、除籍処分になった

F先生から借りたあの本
返したんだっけか?


(04:30)

2016年09月13日

thQA3CWXCP私は、読書が趣味」とは言わない

趣味は何かと問われて、「読書」だとか「音楽鑑賞」とか答えるのは何かおかしいと、前の職場の上司が常々言っていた
私もそう思う

で、私は好きな音楽鑑賞少しでも数値化できないかと考え、難関である「M■V ロック検定」を3級、2級と、順調にそれぞれ一発合格している
そろそろ1級に挑戦したいのだが、ここ数年試験自体が開催されていないのは残念である

で、本を読むこと自体は好きだ
だが、それが趣味だと胸を張って言えるほど読書スピードが速くない つまり読書量が少ない

私が本を読むのは、通勤電車の中のみ
それも座った時だけ
電車にのると、途端に眠くなるので、乗車してから10分程度が読書をできる時間となる
余程おもしろい本に出合ったら、もう少し起きているのだが

最近は、図書館で本を借りることが多い
ちなみに私が好んで読む本は、ベストセラーだとかハゥトゥ本の類では一切ない
よくこんなタイトルの本借りますね」と言われるのもイヤなんで、本にはブックカバーを付けている
文庫本の場合が多いか

日曜日に借りた本を今朝の通勤電車から読み始めた
〇〇(作者)のゆるゆる映画劇場

作者が洋画邦画を問わず観た映画を紹介している ピンク映画の紹介も多い
どちらかと言えば、B,C,D級映画が多いように思う
1作品あたり4ページ程度の紹介でそのうち1ページはマンガ

「紹介」していると言った表現がふさわしいと思う
その映画を批評するといったことはなく、作者の嗜好からか、下ネタを混ぜながらその映画の「感想」を述べていく 
実は、その「感想」も数行程度で、あとは映画の1シーンにまつわる作者の妄想と思ひ出が展開されていく

面白い
電車の中で、半分泣きながら笑いをこらえている


お気づきの諸兄がもしかしたらいるかもと思うが、私は元来「下ネタ」が嫌いではない
いや、好きだ
学生の頃、滅多に昼間見かけない私学食に現れると、友人がみな去っていった
お下劣大将が出たぁ」と叫びながら

拙ブログでは、意図的に下ネタを封印しているが、こういった文章が本来好きなのだ私は



(04:30)

2016年06月06日

200px-石垣の修復・番付地震で被害の出た城の石垣修復に、かなりの労力が必要らしい

というニュースを観ていて、まったく関係のないことを思い出した

一つは拷問のこと

何かを積み上げる作業をさせ、積みあがった瞬間にそれを破壊し、また積み上げては崩すことを繰り返すと、その作業に従事した者は、いずれ精神に破綻を来すらしい
または、穴をひたすら掘らせ、掘りあがったところでそれを埋め、また作業を繰り返させてもそうだと言う

拷問には方法が数あれど、水責めというのが、非常に有効だとも聞いた
苦痛が長時間にわたり、拷問の痕跡が残りにくいからだそうだ

あと一つ思い出したことがある
日野日出志いうマンガ家の作品に「積んでは崩し」というのがあった(確か
この人の作品は、ホラーと言えばホラーだが、すりガラスを爪で引っ掻いたような不快感を催させる
毒虫小僧という作品もあったな

朝から何を書いているのだろう私


(06:35)

2016年05月29日

img_2先日の、電車の中での光景

電車はロングシートで、私のはす向かいに、大学生くらいの年齢と思われる男性が座っていた
大学生に見えたのは、短パンを穿いていたから
サラリーマンや高校生ではなさそうだ

大学生らしき男性は、結構鍛え上げているような体格をしていた
で、短めの髪で色は浅黒く、体育会サークルに所属ていているのかなぁ なんて、勝手に想像していた

なんで、その男性に注目したのか

彼は、一心不乱に読書をしていた
別に珍しいことでもない

彼が読んでいる本にはカバーがしていなかったので、読んでいる本のタイトルが私からも見えた
私は老眼だけど、ある程度の距離を置けば、遠くのモノはよく見えるのだ

本のタイトルは
マンガ 日本の歴史 小学生版

いつの頃の時代を扱っているのかはわからなかった

あるいは、彼は小学校の先生だったのかも知れない
生徒に読ませる本の下調べをしていたのか

または、大学の授業についていけないので、日本史を一から学習していたのか
周囲の目を気にすることなく、彼は一心不乱に勉強を続けていた

ま、本のタイトルに気が付いたのは私ぐらいだったが

私の下衆な想像は続いた


(10:59)

2016年03月23日

thumb5この前の三連休の最終日

隣町まで歩いて食事に行った帰り、やはり歩いて一時間ほどかけて、川沿いの遊歩道を帰って来た

ちらほらと、川沿いに植えられた桜の花が咲き出しており、おそらく今週末は私を含めた花見客で混雑するだろう
遊歩道をジョギングしている人 缶ビールを片手に気の早い花見をしている人 シートを引いてその上で仮眠している人 
天気はよく、皆楽しそうに見えた

ふと思いついたフレーズが「毎日が夏休み
私の好きなマンガ家の作品のタイトルでもある

私が見た光景は三連休の最終日のものだったが、毎日が夏休みの人にとっては、あれは日常のことだったのだろう
平日の昼間から川沿いの遊歩道の公園に出かけ、木陰で昼寝をする
毎日がこうだと、多分退屈で仕方ないのかも知れない

毎日が夏休み
職があるから、そんな呑気な想像ができるのだと指摘されれば、その通りだろう
なんとなく、いつか来るだろうそんな日に思いを巡らせた


(05:00)