本やマンガのはなし

2016年05月29日

img_2先日の、電車の中での光景

電車はロングシートで、私のはす向かいに、大学生くらいの年齢と思われる男性が座っていた
大学生に見えたのは、短パンを穿いていたから
サラリーマンや高校生ではなさそうだ

大学生らしき男性は、結構鍛え上げているような体格をしていた
で、短めの髪で色は浅黒く、体育会サークルに所属ていているのかなぁ なんて、勝手に想像していた

なんで、その男性に注目したのか

彼は、一心不乱に読書をしていた
別に珍しいことでもない

彼が読んでいる本にはカバーがしていなかったので、読んでいる本のタイトルが私からも見えた
私は老眼だけど、ある程度の距離を置けば、遠くのモノはよく見えるのだ

本のタイトルは
マンガ 日本の歴史 小学生版

いつの頃の時代を扱っているのかはわからなかった

あるいは、彼は小学校の先生だったのかも知れない
生徒に読ませる本の下調べをしていたのか

または、大学の授業についていけないので、日本史を一から学習していたのか
周囲の目を気にすることなく、彼は一心不乱に勉強を続けていた

ま、本のタイトルに気が付いたのは私ぐらいだったが

私の下衆な想像は続いた


(10:59)

2016年03月23日

thumb5この前の三連休の最終日

隣町まで歩いて食事に行った帰り、やはり歩いて一時間ほどかけて、川沿いの遊歩道を帰って来た

ちらほらと、川沿いに植えられた桜の花が咲き出しており、おそらく今週末は私を含めた花見客で混雑するだろう
遊歩道をジョギングしている人 缶ビールを片手に気の早い花見をしている人 シートを引いてその上で仮眠している人 
天気はよく、皆楽しそうに見えた

ふと思いついたフレーズが「毎日が夏休み
私の好きなマンガ家の作品のタイトルでもある

私が見た光景は三連休の最終日のものだったが、毎日が夏休みの人にとっては、あれは日常のことだったのだろう
平日の昼間から川沿いの遊歩道の公園に出かけ、木陰で昼寝をする
毎日がこうだと、多分退屈で仕方ないのかも知れない

毎日が夏休み
職があるから、そんな呑気な想像ができるのだと指摘されれば、その通りだろう
なんとなく、いつか来るだろうそんな日に思いを巡らせた


(05:00)

2015年12月22日

c20先日電車に乗っていたら、向かいの座席ロングシート)に座っている男性が読書をしていた

その人は文庫本を読んでいたのだが、カバーもせずに読書中だったので、視力のいい私からは本のタイトルが丸見えだった

真田太平記
全十五巻くらいあったが、その人は第何巻を読んでいたのかはわからない
何となくだが、楽しそうに読書をしていた

私は読書スピードが遅い
読み始めると、結構な量の本を読むのだが、読まない時は全く読まない

真田太平記を知ったのは、テレビドラマではなく、ある新聞の特集記事だった
全十五巻もあるということで、ややたじろいだのだが、一度読み始めると止まらなかった
一か月足らずで全巻読破したように思う

忍者の保存食なんで、大して美味しくはないだろうが、干し飯と焼き味噌で、飲み会(日本酒常温に限る)でもやってみたいと思った

ネタばれになるが、ラストシーンの静かなイメージが印象的だ

あの男性は今頃どんなところを読んでいるのだろうか


(05:00)

2015年10月19日

0ef1e2f09936a85475afc6c822da6d83今、通勤の時間を利用して小説を読んでいる

通勤中と言っても読み始めてすぐに眠ってしまうので、遅々として読み終わらない
戦後ではあるが、私が生まれる前に書かれた小説

作者は無類の鉄道好きで、目的のない旅をすることをモットーにしている
必ずお伴を連れて列車の旅に出かける

このお伴の男性が「雨男」らしく、どこに出かけてもだいたい天気は悪い
小説の中で、作家先生はお伴のことを「不世出の雨男」と評している

面白い表現だ
どこかで私も使わせてもらおう


(05:47)

2014年10月31日


images昨日も、通勤時に電車に乗る時に、Kate(iPad)のイヤホンを耳にセットし、再生を始めた
曲はシャッフル再生なのでどの曲がかかるかはわからない

で、一曲目に来たのがこの人の曲
太田裕美「九月の雨」

私が中一の頃の曲だと思う
というのは、当時読んでいた「中一コース」に、この曲の歌詞が写真入りで乗っていたから記憶にあるのだ
私は「○○時代」ではなく、「○○コース」をたまにではあるが読んでいた

太田裕美のアルバムは実は一枚も持っていない
なんでKateにこの曲が入っているかというと、友人に借りた歌謡曲のオムニバスアルバムに入っているから
この曲が流行った頃はそうでもなかったが、彼女が高音を歌う時に、声がうまく出なくて辛そうに見えたことがある
「九月の雨」を聴くと、自宅の狭い私の部屋を思い出す 四畳半もなかったのではないだろうか 変則的な間取りの部屋だった
恋愛とはどういうものか、まだわからなかった

最近でもテレビでたまに彼女を見かけることがある
私よりも年上のはずなんで、いいお年頃のはずだが、昔の面影が今も残っていると思う
小悪魔的というのか、何と言うのか 別に大悪魔でもいいか

歌謡曲を聴いていた頃は、渡辺真知子を始めいろんな女性歌手が好きだったけど、太田裕美は本当に好きだった
というか、今でも好きだ

朝一番に聴いた曲がこの曲だったんで、今日は何かいいことがあるかななんて思ったが、特に何もなかった

話はまったく変わるのだが、私の好きなマンガ家にひさうちみちおがいる
ひさうち氏の代表作「罪と罰」には、太田裕美に捧ぐというサブタイトルの小品がある
その作品の中で、彼女はとんでもないことになってしまうのだが、ここでは書けない 

(06:00)