思ひ出

2017年08月13日

32年前の8月12日
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何が起きたのか?
ニュースで繰り返し報道されているとおり、ジャンボジェット機が墜落して多数の犠牲者が出た日

もう一つ、うんとミクロな出来事があった日
当時私は大学一年で、寮に入っていた
入学して4ヶ月ほどは、テレビのない生活を送っていた

隣室の友人の部屋にもテレビはなかった
寮から自転車で30分ほどのところにある店のチラシで、14型のブラウン管テレビが割と安く販売されているのを見た(お持ち帰りはさらに割引
自転車の荷台にテレビを乗せて、炎天下私は30分以上かけて寮にテレビ様を運搬した

セッティングが済んで汗だくで、テレビのスイッチを入れたところ、流れて来たのがジャンボ機墜落の
ニュースだった(クーラーなんて部屋にはなかった)


寮の隣人も、私がテレビを買ったのを知って早速私の部屋に来たのだが、二人とも無言だった

あの事故(私がテレビを買った日)から32年も経つのか



(04:30)

2017年08月09日

Elevator私の知人から、昔聞いたはなし

今はもうなくなったが、隣町にある商業ビルのエレベーターを知人が利用した時の事
エレベーター内には三人の人がいた

知人と、母息子の親子連れ
息子は、中学受験を控えているのか、母が息子に歴史上人物のクイズを出していたそうだ
母が、人物の苗字を言い、息子が下の名前を答えると
これが、受験に役立つのだろうか

あまり感じのよくない親子は、エレベーター内でクイズを続けていた(らしい
知人には、その様子がぼそぼそと聞こえていた(らしい

母「〇〇」
息子「〇〇」


知人がよく耳を澄ますと 親子の会話が聞こえて来た(らしい
母「ユイ」
息子「ショウセツ」


と、こんな感じで、出題されるのは、テロを企てた人の名前ばかり
延々とクイズは続いていたらしいが、知人は気味が悪くなってきて、エレベーターを途中で降りた(らしい
テロを企てた人の名前を憶えて、果たしてどんな学校の受験に役立つんだろうか




(04:30)

2017年08月07日

okano-a昔住んでいた地域に、とあるカラオケスナックがあった

私は個人的には酒は居酒屋で一人で飲むのが好き
カラオケは苦手ではあるが「お付き合い」でその店をたまに利用していた

入店して着席すると、テーブルには若い尾根遺産がつくのだが、みな若くて、私は話について行けない

その店にはカウンターがあり、その向こうに立って、テーブル席の尾根遺産達を操っている女性がいた
その女性の風貌は、漫才師の大助花子の「大助」にそっくりだった
女性だからと言って「花子」に似ている訳ではなかった

「大助」そっくり

「大助」は、いつもカウンターの後ろに立って、尾根遺産達に睨みを効かせているというより、細かく様子を見ている
私の昔の同僚の中には、若い尾根遺産よりもこの「大助」嬢に興味があるという奇特な御仁もいて、カウンター席に鎮座して、「大助」嬢をイジっていたりしていた

もう10年以上その店には行っていない
「大助」嬢はご存命だろうか


(04:30)

2017年07月27日

201507230744399c4s私の出身大学は、今はどうだか知らないが私の学生時代は三学期制だった

二学期と三学期の間には、一週間程度の「秋休み」があった
時期は十一月末くらいだったか

大学一年の秋休みには、私はろくに所持金もないくせに、東北旅行をした
移動には夜行急行を使ったりした貧乏旅行だったが

行った最初の地は、本州最北端の県
県都ではなく、人口でその県二番目の都市

たしか雪が降っていた

私は一人でその都市の駅前に降り立ったのだが、人柄の良さが私の表情に滲み出ているのだろうか、私はその都市の駅前で、一人の初老の男性に一方的に話しかけられた

初老の男性は私に向かい容赦なくハードな方言で語りかけてくる
時間にして五分くらいだったか
私は文字通り立ちつくしていた 駅前のロータリーで

私が理解できた単語はただの一つもなく、一方的に喋る男性の言葉尻で、それが疑問形なのか(私に同意を求めているのか)どうかを勝手に判断して笑顔で相槌をうったりした

初老の男性がなぜ私に話しかけてきたのかだが、ひとしきり喋り終えると男性は、どっかに去って行った
満足そうに

この県にはその十五年後に私は住むことになるのだが、その県でもこの地方の訛りは強く、よくテレビで面白おかしくイジられている

この県出身の男性歌手のCDを一枚持っている
アルバム最後の曲で、漁師のお父さんのセリフを方言で歌っている
わいかつくつどしだ

このアルバムを購入してから二十年近く経つが、未だにこの言葉の意味がわからない




(04:30)

2017年07月10日

main自分で言うのもどうかと思うが、私は被り物が似合わない

別に着ぐるみの類を着るのではなく、単に帽子を被っても似合わない
単に私という人間の魅力が顔の中心よりも上にあるからという訳でもなさそうだ

昔いた職場で野球チームを結成することになり、私はそれほど気乗りはしていなかったのだが、職場の別の人と一緒に会社近所のスポーツ店に、ユニフォームの帽子だけを選びに行った

帽子以外のユニフォームは発注済だったのだ

私と同時にスポーツ店に言った人は、野球帽を試着した姿を見ながらお互いに同じことを言った
帽子似合わないねぇ 日本一似合っていないかも

お互いに、自分が被り物が似合わないことは熟知した上での発言

この瞬間、日本で被り物が似合わない人暫定一位と二位の候補が決まった
私は日の本二位だと固く信じている(おそらくもう一人の人も




(04:30)