食べもののはなし

2017年06月26日

20100729_1242650先日、ある飲食店で見かけた光景

私の座ったテーブルの隣のテーブルに、若い男性が一人で来店してきた
高級そうなカメラを手にしている
写真が好きなんだろう 私は写真には興味がない 
ただそれだけだが、何となく観察を続けた

私はメインの食事に入る前に、ビールで枝豆と川エビのから揚げで一杯
カメラマン氏は、酒に手を出すことがなくすぐにメインの食事を始めた
これも別にどうってことはない

で、食事が運ばれてきた
あまり他人が食事している風景をジロジロ見るのは失礼と思い、目を離した
音が聞こえてきた
運ばれてきた食事に箸をつける前に、男性はスマホでガシャガシャと、出された食事の写真を熱心に撮っている
さっさと食事をすればいいのにと私は思ったが、男性は写真を何かスマホで送信している素振りだった

送信が終わったようで、ようやく男性は食事を始めたが、片手にスマホをもって何やら確認している
自分のブログか何かに、食事の写真を送って、それを確認しているのか

聞いた話だが、どこかのラーメン店にて供されたラーメンの写真を、やはりガシャガシャとスマホで撮影して、ブログかなにかに写真をアップした人がいるようだ
それも結構な時間をかけて
一連の作業が終わって、その人(性別は不明)がようやくラーメンを食べたそうだ
長時間撮影行為をしていたせいか、麺がのびてしまっていたらしい

何と、その人は食べ物の評価サイトに、その店のラーメンのことを「麺がのびていて不味い」と投稿したらしい

私には食事の写真をブログにアップする趣味もないし、食べ物評価サイトに投稿したり、評価を参考にしたりすることもない
別に他人が何をしようが、わが身に火の粉が降りかかってこない限り知ったことではない と眠狂四朗のようなことを思っている

単に思うのは、出された食事は写真を撮ったりする前に、早く食べるべきだということ









(04:30)

2017年06月15日

th先日、飲食店に入った私の顔を憶えていてくれて、翌日に店の前を通りかかった時に、会釈をしてくれた店員さんのことを書いた

飲食店はインド料理屋 店員さんは外国人

よく、私の顔を憶えているもんだと感心していた

先日、またその飲食店の前を通りかかった時にその店員さんが私に気づいて、呼び込みを開始した
ドウデスカ イラッシャイ
と言いつつ、ほとんど私を店内に招き入れている

今さらだが、やはりまた店に来てもらいたいがために、私の顔を憶えていて愛想よくしていたのか
珍しく仕事で、少し残業を余儀なくされていた私は、本来ならば休肝日にあてるべきだったのだが、「そうですかぁ じゃ」てな具合であっさりと店内に入場

ビールを二杯も飲んだ
店員さんは、絶妙のタイミングで私にビールのおかわりを薦めてくる

私の通勤経路上にそのインド料理屋はあるので、帰路では平日はほぼ毎日その店の前を通る
その店員さんは、私を見つける度に「イラッシャイマセ」と声をかけてくるんだろう

強引さに弱い私
そう言えば、友人と飲み屋を探して歩いていて、かなり強引な東洋系の外人女性につきまとわれ、仕方なく()その女性のいる店に入ったことがある
店には何の印象も残っていないが、日本語が上手で、日本のある女性タレントによく似た、口の大きな、細身で胸のふくよかな女性だった



(04:30)

2017年05月28日

thO94YE6SH先日、会社の帰りに通勤経路にある飲食店に、誘蛾灯に飛び込む蛾のようにおびき寄せられ入店した 一人で

本来ならば酒を飲まない日なんだが、冷えたビールを二杯も飲んだ
暑かったので

飲食店は、インド料理の店

頼んだのはサフランライスのカレーだった
美味しかった

で、その翌日にも会社からの帰路にそのインド料理屋さんの前を通ったのだが、前日に私に料理を運んできてくれた人(インドの人か?)が偶然にも店の前に立っていて、私と目があった

するとその人は、軽く私に会釈をしてくれた
反射的に私も会釈を返した

私は、ヘンに記憶力のいいところがある
肝心なことは忘れることが多いのだが、どうでもいいような小ネタをいつまでも憶えていたりする
とくに、他人の名前はよく忘れるのだが、他人の顏はよく覚えている

私も、その店の人の顏は憶えていたのだが(名前は最初から知らない)、目があってまさか相手から会釈してもらうとは予想していなかった

その店の人が異常に記憶力がいいのだろうか
または、インドの人(多分)から見ても、私の顏というのは印象に残るのだろうか
いずれにせよ悪い気は残らないので、またいつか暑い日にそのインド料理屋に行ってみようか

なぜ暑い日
ビールが一杯200円台で提供されるのだ この店では



(04:30)

2017年05月09日

16cbb977b78898668f76961d940cd1c6私の高校の、同級生男子の話

色黒で背の高い彼は、その風貌からもそうだが、「ワイルド」と呼ばれていた

一度彼を交えた数人で、ハンバーガーショップに行ったことがある
予備校の時だったか

その店のハンバーガーは、野菜やソースがふんだんで、食べている最中に肉汁とか野菜汁やソースが溢れてくることが多く、ハンバーガーを覆っている包みのなかにドバドバと溢れ出てきた

ワイルドな友人もご他聞に漏れずそう 
彼の場合、ワイルドなのか単に粗野なのか微妙な点が多々あった

ハンバーガーから溢れだした汁を彼はどうしたか

ハンバーガーを食べ終わったワイルドな友人は、汁がたまったハンバーガーの包みを取り出し、口を受け口にして、斜め方向から汁を飲み干した
ジュルジュルと音を立てながら

この店のウリは、肉汁やソースの多いことだったのだが、彼のように一滴残らず飲み干す客のことは想定していたのだろうか
相変わらずワイルドやのぅ」なんて、我々は言っていたが、他の客がドン引きだったのかどうかは憶えていない

予備校卒業以来30年くらいワイルドな友人には会っていない
いまも変わらずワイルドで、生肉なんか食べているのだろうか



(04:30)

2017年05月05日

kuromaguroその昔、私が住んでいた町にある寿司屋があった
今もあるはず 確か

私がその寿司屋に行ったことは一度だけある(一度しかない)
回転寿司ではないという理由もあるが、あまり味に関していい噂を聞いたことがなかったから

当時の職場のある人が転出することが決まり、本人の希望で(どういうわけか)この寿司屋で送別会を行うことになった
総勢約30名が寿司屋の二階の座敷に集結

ビールなど飲みながら、寿司をつまんでいたが、次第に「あれ?」「ん?」なんて声が聞こえてきた
私もいくつか寿司を食べたのだが、ネタがどうのこうの言うより、シャリが乾燥して硬くなっているのに驚いた
軍艦巻きに巻かれた海苔も必要以上に乾燥していた

寿司屋での送別会なのに、皆な大量に寿司を残していた

後日、送別会の段どりを担当した職場の総務担当者は、送別会の主からお小言をもらったそうだ
余りの寿司の不味さに

とばっちりである

私がこの寿司屋のある町から引っ越してからしばらくして、またこの寿司屋がやらかしたという話を聞いた

この寿司屋から一時間ほど離れたところに、クロマグロの産地がある
その土地の名前をとって〇〇マグロと言えば、ブランドマグロ

ある日、この寿司屋がそのブランドマグロの名前を使って、〇〇マグロ祭りを開催した
寿司だけでなく、刺身なんかも提供したらしい

それはそれで珍しくもなんともない

が、さすがはその寿司屋
なんと、マグロの産地の漁師たちがその寿司屋の「〇〇マグロ祭り」に参加するため、わざわざその寿司屋に大挙して現れたらしい

自分たちが扱っているマグロ 味は知り尽くしているはず
しばらくして漁師たちは、店員に向かい「このマグロのどこが〇〇マグロなんじゃぁ?」とひと暴れしたという
暴力は使ったりしなかったみたいだが

私もその〇〇マグロを食べたことがある
中トロとか大トロが美味いのは当たり前
私が感激したのは「赤身」の美味しさ

そう言えば、マグロってこういう味だったよなと思い出させてくれた
またいつか食べたいものだ



(04:30)