酒のはなし

2017年09月05日

mou_00007私の高校の同級生男子で、南九州にある大学に進学したヤツから聞いた話
ちなみに、一浪している

彼の行った学部の新入生が何人いたのか知らないが、新入生歓迎コンパの席
おっと、一浪とは言え未成年に酒を飲ませるとは何事かとお怒りの向きもあろう
いつものような逃げだが、私の書いていることはファンタジー(フィクション)かも知れないではないか

新入生は、とある大きな部屋に案内される
床一面にはビニールシートが貼ってあり、折り畳み机がいくつも並べてあり、新入生はその机の前に座ると
で、新入生の隣にはマンツーマン上級生が鎮座する

机の上にはまだ料理は並べられていないが、南九州らしく焼酎の一升瓶がそびえている
彼の行った大学のある県は芋焼酎が主流
が、どう考えても一人一升も飲み干す猛者はそういまい

友人がふと机の下に目をやると、新入生一人に一つずつプラスチックバケツが用意されていたらしい
宴会が始まり、どのような阿鼻叫喚の地獄絵図が展開されたのか知らないが、まぁ地獄絵図だったんだろう


(04:30)

2017年08月27日

th私の住んでいる町の隣町では、毎年8月最終週の土日に大規模な祭りがある

この祭りが終わると、夏は終わったのだと実感させられる

ふと思い出したのだが、昨年のこの祭りの前夜つまり金曜の夜、私は前夜祭さなかのこの祭り会場近くの焼鳥屋のカウンターで、一人で、祭りの前夜祭を見物していたのだった
前夜祭見物を目的にその店に行ったのではない
たまたま、その店は、祭り会場の道路に面していたのだった

タイトルはデジャヴだが、今年は昨年の前夜祭のことを思い出して、その焼鳥屋のカウンターに一人陣取り前夜祭を見物した
カウンターに着席して、昨年のことを思い出したという訳ではない

私は祭りが嫌いではないが、死ぬほど好きな訳でもない
血が騒いで仕方ないなんてことはない
カウンターで一人コップ酒を傾け乍ながら、季節の変わる雰囲気を感じることは好きである

単に一人で飲むのが好きなだけかも


(04:30)

2017年08月15日

png他に書くことがないのか? と問われそうだが
ハイ 他にないのです

先日、飲食店で私が注文した飲み物について、家族が怪訝そうな顔をしていた
✕ 塩ホッピー
〇 白ホッピー
「塩ホッピーって美味しいの?」なんて聞かれた 

塩ホッピーって、どんな飲み物だろうか


(04:30)

2017年06月23日

ma_153私の大学時代の友人のこと

名前をとしておこう

私の出身学部では、クラス制度というのがあった 1クラス20人くらい
高校生ではないので、同じクラスの学生が同じ授業を受講するということは義務付けられていなかったが、1,2年生の時は週に一回ほどクラス単位で集まることがあった

別に授業を受けたりする訳でもなかったはずだが、一体何をしていたんだろう
てな訳で、クラス意識というのは、比較的強かった

だから、クラス単位の飲み会はよくあった 男女混合で

この飲み会で主人公となるJは普段は口数の少ない普通の男子
飲むと、乱暴者になることは少ないが、破滅的な酔い方をした 特に日本酒が入ると

私の所属していたクラスには女性が五人ほどいた
Kさんは小柄でストレートヘア
Eさんは、Kさんに比べるとくせっ毛

別に二人が並んでいない限り気にはならない 酔ったJ以外は

Jあるあるで、酔うと目がすわって来る
そろそろ暴言が始まる頃だと思ったら、案の定始まった

「Kさんはそんなに髪の毛がキレイなのに、なんでEさんの髪はそんなに汚いの?
飲み会に参加していたクラスの連中が、通夜のように静まり返った

「汚い」って、別にEさんの髪の毛が糞尿まみれだとか、一週間以上洗った形跡が見られないという訳では全くない
Jに暴言を浴びせられたEさんは女神のようにニコニコしていた
本心は修羅の形相だったかも知れないが

しばらくして、Jの酒量は加速度的に上昇し、昏睡状態に陥ったJは飲み会から強制退場になった

大学卒業後にJは某自治体の公務員になったはず
未だにJが自治体の首長選挙に出馬したという話は聞いたことがない
選挙に出ることが公僕の最終目的でもないだろうが

今も、酔うと自滅しているのだろうかJは




(04:30)

2017年06月03日

マーライオン私は酒の類が好き

好きなのは、酩酊していくあの感覚
酒に強いのかと問われれば、そんなことはないと答える 弱くはないと思うが

単に飲酒のピッチが速く、長尻を好まないだけ

今まで何度となく酩酊を繰り返してきたが、酔ったその場で嘔吐したことはほとんどない(ほとんどである

汚い話で恐縮ではある

「嘔吐」で思い出すのは、昔の職場の同僚 仮にM君としておこうか

もう5年以上も前
M君がたまたま私の職場近くに来たので、昔の職場の仲間数名でM君を迎撃した
M君から見れば、私を含めて当時の職場の先輩ばかり

たまたま、M君を叱責すべきネタがあったので、当時の先輩の一人がおだやかな口調ではあるが、M君への叱責を開始した
すると、言い逃れをする口実はもはやないと観念したのか、M君はコップ酒を自主的に一気飲みし始めた

もともと酒の強くないM君
言っておくが、先輩諸氏の誰も一気飲みをM君に命じたわけではない

案の定、M君の様子がおかしくなってきた
一次会がようやく終わったが、先輩諸氏は異変を感じて、早々に帰り出した
本当は私もそうしたかったのだが、M君と帰宅する方向がたまたま一緒だったのと、M君の様子がただ事ではないと感じたので、よせばいいのに二次会に連れて行った 二人で

二次会の席でテーブルに突っ伏したままのM君
会話も何もありゃしない

早々に会計を済ませ、最寄り駅までM君と一緒に向かい、途中駅まで同じ電車に乗った
おっかないので、スーパーのレジ袋を持って

いつもは混雑している電車も、M君のただならぬ雰囲気を察した人が席を譲ってくれた
呑気に一次会で帰った同僚からは、私の携帯に「噴きましたかのぅ?」などとメールが来る

「電車内で噴くなよ」と祈りつつ、電車は乗換駅に着いた

この乗り換え駅で別の電車に乗り換えればM君の住む寮に着く
私も、遠回りではあるが同乗するつもりではあった この時までは

フラフラするM君を抱きかかえるようにして、乗り換え駅の階段を下っていたとき
M君が噴いた

「立ちエクトプラズム」である
混雑はしていたが、みんな平然とM君を避けて歩いていく
私は思った 「マーライオン」みたいだ
本物のマーライオンを見たことはないのだが

私は電車に同乗してM君の住む寮に送っていく予定を放棄し、M君を乗り換え電車の改札まで送って、ビニール袋を差し出し別れた

次の日からM君のあだ名は「マー君(マーライオンのマー)」となった
名付けたのは私

あれから数年
こんどマー君が私の職場の同じフロアで勤務することとなった
いらっしゃいマー君
遠目から見せてねマーライオン




(04:30)